朝からカレーはさすがに重い。
そしてパソコンも重い。
こはるっちです。
「堀さんと宮村くん」を読んでいると心がちぎれそうになる。
高校生って本当に最強だよね。
私は高校入って1カ月くらいぼっちでした。
「どうせ友達なんかできんし・・・こんなバカ共と友達になるくらいならひとりの方がマシだし・・・」とか思いながら耳栓して読書してました。
なにこの嫌なガキ・・・
きっかけは、体育の日。
先生「今日はフットサル場まで歩いていきます!」(グラウンドのない学校)
みんなぞくぞくとわらわらと教室をでてゆく。
「あれ、これってあれ、ひとりで行くの私?ひとりで行くんだよな?友達いないもんな?あれ?ここでひとりになってしまったら3年間ひとりなの?え?ぼっちすか?は?それは嫌だわ」
超我儘思考。
そこで、クラスの(いちばんやさしそうな)女子に声をかける。
「あ、あ、の、フットサル場って、どこにあるのかな・・・遠いのかな・・・」(久しぶりに人と会話したので超小声)
「30分くらい歩くって!あ、一緒に行くー?」
「あ・・・、お・・・、うん!行く!」(超うれしい)
案外きっかけがあると進むもんね。
その日私に緑髪のアニオタバンギャルという凄い肩書の友達ができた。
と、言うのも、
「あー!!小春さん!!このまえさあハルヒ読んでたでしょ!!」
「(ちょwwwなんでしってるんwww)あ、ああ、うん・・・」
「挿絵でわかったよ!めっちゃ隠してたよねw」
「お・・・おう・・・(見られてるwwwめっちゃ見られてるwww)」
「あと秋葉原なんちゃらって本も読んでたよね!?」
「あ、ああ、読んでた・・・(アキハバラ@DEEP/石田衣良)」
「あたしめっちゃアニメとか好きなんだけどお!小春さんは!?」
「とりあえずハルヒとらきすたは見てる・・・(どうしようこの子すごい)」
「まじでぇ!?やばいちょっと小春さんこれ聞いて!」
「(iPod・・・?)なにこれ?」
「あのねえニコ動でえ、キョンと古泉の声マネのやつう、すごい似てんの!」
「ま、まじだ・・・(ニコ厨キターーーーーーーーーーーー!!!)」
「でねえこっちがねえ・・・」
「めっちゃ古泉だwww」
「でしょー!?まじ萌えるよねwww小野大輔好きなんだよー!」
フットサル場からの帰り道、緑のギャルと根暗女がイヤホン分けっこして歩いてたのはどう見えてたのだろうか。
って、いう感じでそこから友達できました。
ありがとうみどりちゃん。
退学してしまったけれど。
はなしもどります。
堀宮。
堀さん、宮村、石川、吉川、井浦、仙石、レミ、桜、柳。
外野で進藤、谷原。
だいたいうちのクラスの人数くらいじゃんか。MAX出席の。
私は桜の位置だな。
名字+さんでしか呼ばれない人生。
「宮村はなんて呼ばれてたの?」
「宮村は宮村だよ・・・」
といっしょ。
小春を名字だとしよう。
小春さん、小春、小春くん。
下の名前で呼んでくれる人がほぼいない。
小学校からの幼馴染(柊沢の子)は私のことをずっと「パー子」と呼んでいる。
どこも合っていない。
由来とか忘れた。
しんまも小春さんだよね。
「小春さん小春さん!」って小動物みたい。
とりあえず高校生に戻りたい。
中学生から人生やり直すことができる夢を見た。
起きて絶望した。
あれ、私今中1じゃないの?みたいな。
大人は働くよー!
今日も仕事だよー!バイトだけど!
みんなも堀宮読むといいよー!
HEROせんせいのサイト。
ちなみに私はようやく短編集を全巻揃えました。
「あらわのスキマに忍ぶ毒」が一番好きです。